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私が忘…暴…某企業の社員として あるお蕎麦屋さんの厨房で営業をしていたときのこと 客席の方から 嬉しそうにハシャぐ店員の声が聞こえてきた
「ねえ!?やっぱりそうよねぇ♪私そうだと思ったのよ〜♪ふぅ〜んやっぱり本物も可愛いわねぇ♪この辺で練習してるんですか〜頑張って下さいね〜♪」
私は営業スマイル&トークをしながらも のれんの先にある客席から漏れる声を 耳をダンボにして聞いていた
可愛い?
練習?何の練習だ…
すると、さっきの店員が小躍りして厨房に入ってきて言った
「ねえねえ!?マラソンの渋井陽子が来てるわよ!」
何ぃ〜!?渋井陽子!? あの初マラソン世界最高記録(2001年当時)を樹立し 現女子マラソン日本第2位の記録を持つあの
渋井ちんが来てるだって〜♪♪♪
ええ〜ええ〜どうしよう〜どうしよう〜 自分が見かけによらずマラソンが大好きなこと 少なくともあなた方よりは渋井ちんのファンであることを伝えて 何とか客席に入らせてもらおうか?
うーん…それはちょっとできないよなぁ そんなお願いをするほどこのお蕎麦屋さんとは まだ信頼関係が構築されていないもんなぁ
せめて“生”渋井だけでも拝みたい…
のれん〜っ!!
なんてジャマなのれんなんだーっ 俺の人生でオマエほどジャマなのれんはないぞ〜 あぁ…あののれんが恨めしい〜
しょうがない 残念だけど諦めよう(泣) こっちは仕事、あっちはプライベート そもそもミーハーな自分は嫌いだし のこのこ会いに行ったところで
誰?あなた?
と思われるだけだもんな…だけどあの のれんだけは一生涯恨んでやる 墓場まで持っていったる
え〜改めまして渋井陽子さん(^^) 昨日はお疲れ様でした 何があったか私には分かりませんが またぜひ元気印で走ってください 土佐礼子さんと一緒の北京 まだチャンスはありますよ!!
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